2018年06月16日
地域密着型通所介護の新規指定申請へ

こんにちは、富士市で地域密着型デイサービス開業を目指している鈴木です。
会社を起こし、退職もしました。でもまだ何も始まっていません。地域密着型デイサービスは、市に新規指定申請を出して認められなくては始めらません。ゴールデンウイークで気分も一区切りついた私は、いよいよ申請に向けて動き出しました。確か9月開業のためには7月の新規指定の可否を決める運営協議会に間に合うように6月初旬までに関係資料を提出しなくてはならなかったはず。私は、介護保険課のホームページに載っている指定申請用添付書類一覧を確認することから始めました。
で、まず驚いたのがその数の多さ。約20種類近いんです。中にはチンプンカンプンなものもあります。そのうえ、「従業員の雇用契約書」のように現段階ではとても作ることが難しいと思われるものも含まれています。「これは、市の介護保険課に教えを乞うしかない」。私は久しぶりに市の窓口を訪問しました。そして、どうやら大変な勘違いをしていたことに気づくのです。
私は3月に来て一応スケジュールを確認した際、勝手に間違えてそれを理解していたのです。窓口で改めてわかった正しいスケジュールは次のようなものでした。まずは事業所のリフォーム3か月前を目安に第一弾の必要資料を出します。するとこれに対して運営協議会から6月中旬頃に意見が付されますので、この意見への回答と次の必要資料を7月初旬までに出します。そして最終的にはそれらを基にした7月27日の運営協議会の場で質疑を受けて新規指定の合否が決まるというものです。
そして、資料提出第一弾となる事業所のリフォーム3か月前を目安に出す必要資料の提出期限が一週間後に迫っていることが判明しました。20種類からの資料を一括で6月初旬までに出す(これも大変ですが)とばかり思っていた私は慌てました。
リフォーム3か月前を目安に提出を求められるのは、「事業開設計画書」、「事業所の所在が分かる地図」、「事業所の平面図」、「事業所の立面図」です。私は、早速その作成にとりかかりました。「事業開設計画書」は書式が決まっていて介護保険課からメール添付でその書式をいただきました。「事業所の所在が分かる地図」は、グーグルマップの貼り付けで構わないとのことでしたのですぐにできました。、「事業所の平面図」はエクセルで作りました。機能訓練室や食堂、静養室、相談室、事務所などの配置、広さをこれに記入しました。「事業所の立面図」は最初どうやって作っていいかわかりませんでしたが、平面図をベースにエクセル上で何とか仕上げました。
問題は「事業開設計画書」。事業所用地の土地、建物の状況に始まり、法人の理念、運営方針、人材育成の取り組み、サービスを確保するための方策、虐待防止・事故防止・衛生管理・災害対策などへの取り組み方など12項目で法人の考え方を求めています。難題でしたが、ちょうどこの時期に「介護職員初任者研修」に通っていたことも手伝い、そこで得た知識などを総動員して何とか会社としていかに真摯に熱い思いで新規指定を目指しているのか訴える内容の計画書を作ることができました。出来上がると早速介護保険課に提出しました。その後、職員の資格、宿泊サービス提供の場合の寝室の広さの確認などの問い合わせがあり、これに応えて現在は、指定協議会の意見を待っている状態です。とりあえずはスタートラインに立てました。ホッ。
Posted by チアフル夫婦 at 14:54│Comments(0)
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