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2019年03月07日

第1回運営推進会議を開きました

 こんにちは、富士市西部で地域密着型デイサービス「せっちゃん家」を営んでいる鈴木です。


 開業から5か月が過ぎました。会社が2月が決算月であることもあり、帳簿類の整理などに追われる中、事業所としてはもう一つの重大な使命に取り組みました。市から求められている「運営推進会議」の開催です。

 運営推進会議は、地域密着型の介護サービスが文字通り地域に密着するような事業所であるかどうか、地域に支え支えられるような事業所として運営されているかどうかを関係者が集まり検討するものです。そこで出された意見や要望は、その後の事業所の運営に生かしていくことが求められ、半年に1回の開催が義務づけられています。

 この第1回目を3月5日に開きました、出席メンバーは、市介護保険課指導担当、北部包括支援センター、民生員、利用者家族にお願いしました。私の方から、開業5か月の活動状況を報告し、それについて出席者から意見などをいただきました。結果、市の方から稼働状況について質問を頂いたあたりから、今後の課題として利用者増への取り組みが浮かび上がりました。

 活動報告でも触れた通り、「アットホームな雰囲気で、利用者にも喜ばれている」のは確かですが、稼働状況はまだまだ低いのが実情です。この課題克服こそがが今後の事業の命運を握ります。そこのところを皆さん、やんわり指摘してくださいました

 「もっと居宅支援事業所を回ってPRされたら」「地域の長寿会や民生員の集まりで広報したら」とか具体的な提案もいただきました。思えば開業時に関係者のところを回って以来、何もしてきませんでした。「せっちゃん家」の魅力をまとめた新しいパンフレットを作成し、居宅支援事業所を回ったり、地域の高齢者の集まりにも顔を出す。運営推進会議出席メンバーの皆さんに励まされ、「営業第二弾」の必要性を痛感した私でした。  

2019年01月28日

お泊りの方がやってきた!

こんにちは、富士市西部で地域密着型デイサービス「せっちゃん家」を営んでいる鈴木です。

 暫くブログの更新ができませんでしたが、それには少々わけがございました。実は、うれしいことに年明けから、立て続けに、利用やお試しの申し出がケアマネさんたちから持ち込まれたのですが、その中に、「宿泊サービス」を希望している方がいて、この方を受け入れたことで、一時的に多忙になり、私自身も人生初めての夜勤をすることになったりしてブログまで手が回らなかった次第です。

 せっちゃん家は、デイサービスですから、通常の営業は昼間だけなのですが、利用者の家族が急な用事で家を留守にすることになったりして利用者の面倒を見れなくなった時には、その期間中、申し出があれば事業所に泊まっていただく形で昼間だけでなく夜間も利用者のケアをする「宿泊サービス」を提供しています。

 「宿泊サービス」は、介護保険外のサービスであるため、以前はサービス内容(人員配置、施設基準、防火対策など)がまちまちで、ひどいところは、狭い部屋に雑魚寝でサービスを提供していたところもあったと聞きます。しかし、2015年に厚生労働省から宿泊サービスに関するガイドラインが示され、各事業所任せでサービス水準がバラバラな点は是正され、今では利用者やその家族がより安心してサービスを受けられるように変わってきています。

 せっちゃん家も、ガイドラインに従い、スプリンクラー設置の義務に至らない介護度の低い方を中心にした宿泊サービスを提供するとした内容の届け出を市に出し、認められています。ですからいつかは、突発的な事情で介護ができなくなり、ショートステイも手当てできないような状態で困っている利用者家族が現れ、このサービスを提供するとは思っていましたが、こんなに早く、しかもわりかし長期での宿泊サービス利用が舞い込むとは思ってもいませんでした。

 特別養護老人ホームなどは空き待ちで容易に入れない現状で、ショートステイだって急には使えないとなると家族はお手上げです。改めてデイサービスの「宿泊サービス」需要が低くないのがよくわかりました。

 
 
  

2019年01月04日

明けましておめでとうございます

 こんにちは、富士市西部で地域密着型デイサービス「せっちゃん家」を営んでいる鈴木です。

 新しい年が始まりました。せっちゃん家では、今日4日から営業開始です。幸い、天気も良く、それほど寒くはないので富士宮の浅間大社に初詣に出かけました。三が日を過ぎ、平日ですのですいていると思ったのですが、そこそこ混んでいました。駐車場も満車でしたが、「車イスなんですけど」と係の人に言ったら、わざわざ遠くの駐車場を案内するのをやめて、交通安全祓所脇の身障者用の駐車スペースに誘導してくれました。感謝です。

 境内は、スロープがあり、平坦な石畳の参道が拝殿まで伸びているので、車イスでも移動が楽でバリアフリー度は高いお社です。拝殿前にも行列ができていましたが、皆さん、車いすには気を使ってくれます。スムーズに拝殿前に進みお賽銭を投げ入れ 二礼、二拍手。

 「どうぞ、せっちゃん家が軌道に乗りますように」。

 一礼。 お祈りは経営者としての側面が前面に出てしまいましたが、今年も会社の運営理念「朗々介護」を胸に、その利用者にとって一番の事業所になれるよう頑張ります。皆さん、本年もよろしくお願いいたします!





  

2018年12月31日

勉強の一年でした。

 こんにちは、富士市西部で地域密着型デイサービス「せっちゃん家」を営んでいる鈴木です。

 10月の開業から3カ月、最初の年が暮れていきます。毎月、少ないですが確実に利用者を増やしてきましたが、年末に残念なことが続きました。お二人が入院され、そのうちのお一方が亡くなられてしまったのです。ご本人も、ご家族もウチに通うのを喜んでいてくれた方だっただけに本当に残念でした。お線香をあげに伺いましたが、その安らかな顔に、ついこの間まで通ってきてくれた頃の元気な姿がしのばれ、改めて信じられない気持ちになりました。

 デイサービスは、高齢者を相手にしている仕事。冬場は、利用者も体調を崩しがちで、入院に至る方も少なくありません。最悪の場合、突然、目の前から消えてしまうこともあることを経験し、人生の終盤を迎えている人たちと関わる仕事をする者として、少しでも安らかにその人生を終えられるようサポートする側面もあることに改めて気づかされました

 大晦日。異業種から転身した私にとって、開業準備から今日まで、学ぶことばかりでした。そして、色々な場面で多くの人に助けられました。そうした皆さんに感謝しながら、良いことも悪いことも貴重な経験と受け止め、来年以降に生かしていきたいと思っています。最後に、「笑う門に福来る」との思いから、我が実母、節代さんの大笑いの写真で締めさせていただきます。一年ありがとうございました。

  

2018年12月03日

利用者家族の声に励まされました


 こんにちは、富士市西部で地域密着型デイサービス「せっちゃん家」を営んでいる鈴木です。
 
 開業から2か月が経過しました。問い合わせは何件か受けていますが、実際の利用者は依然3人のままです。経営者としてはいつになったら採算ベースになるのかと不安の毎日ですが、そんなストレスを忘れさせてくれる出来事がありました。

 介護事業所と利用者家族の間で取り交わされる「連絡帳」。ウチでも利用者が一日どんな風に過ごしたか簡単に記して利用者の家族にお届けしています。そこには家族からもコメントをいただくスペースがあるのですが、そこにある利用者の家族が思いをつづってくれ、その内容にたいへん励まされました。

 「せっちゃん家に行くようになってから、義母はとても前向きになりました。次回も楽しみにしています。家族皆で喜んでいます。ありがとうございます」

 こんなありがたい言葉はありません。利用者もその家族もウチを利用するようになって素直に喜んでいてくれている。まさにケアワーカー冥利に尽きます。経営は大切です。でも仕事のやりがいはもっと大切。そんなことを気づかせてくれたコメントにこちらこそ感謝感謝です。そんな利用者やその家族のためにもここは歯を食いしばって頑張っていかにゃー!