2019年04月29日

同級生が手伝いにやってきてくれました!

こんにちは、富士市西部で地域密着型デイサービス「せっちゃん家」を営んでいる鈴木です。

 デイサービスの一日で、結構骨が折れるのがレクリエーションです。運動系、脳トレ系、音楽系とかいろいろあるのですが、そんな中から今、通ってきている利用者全員が楽しめそうなものを考え準備をするのは大変です。

 そんな、レクリエーションに救世主が現れました。同級生のEさんです。異業種から介護業界に転身し、「あいつ見てると、介護が天職じゃないかと思える」と同級生仲間にも言われている女性です。たまたま、同級生が集まる機会があり、そこで彼女が介護業界で生き生きと働いてレクレーションも苦にしてない強者と知った私は、学ぶことも多いのではと「ウチを覗きに来てよ」と誘いました。そうしたところ、彼女の方も、小規模地域密着のデイサービスに興味を持ってくれたらしく、「ぜひぜひ」と快諾してくれました。

 3月、事業所に顔を見せてくれた彼女と話すと、「時間が空くと他のデイサービスでレクリエーションのボランティアをやっている」と言います。「えー、じゃ、ウチにも来てよ」。自然、話はそういうことになり、4月のある日、彼女の助太刀が実現しました。当日、雨の中、手にいっぱいの荷物を抱えてやってきた彼女が見せてくれたのは紙芝居。演目は「愛染かつら」。

 名調子の語りにも圧倒されましたが、一番驚いたのは、話の引き出しが豊富で、利用者の心を知らず知らずつかんでいくところです。気が付いたら今まであまりおしゃべりでない利用者と思っていた方が、楽しそうに会話をしている、下を向いていることが多かった利用者が、興味津々、目をらんらんとさせて食い入るように見つめている。利用者の知らなかった一面を見せられたことは衝撃でした。

 「さすがです」。その夜、私は彼女に改めて感謝のラインを送りました。その中で今日の謝礼について触れたのですが、彼女曰く、「全く不要。お金が生じたら、私にはプレッシャーでしかありません。あくまでボランティアの一環として伺っています」とピシャリ。そのうえ、気持ちよく再訪問まで約束してくれました。「持つべきは同級生。神対応とはこのこと?」。夫婦ともども頭が下がりました。



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