手作りレク道具 第2弾
こんにちは、富士市西部で地域密着型デイサービス「せっちゃん家」を営んでいる鈴木です。
うっとおしい梅雨が明けたと思ったら酷暑の毎日。入浴介助では、下着まで汗ぐっしょりの毎日ですが、利用者の皆さんは、いつもと変わりない時間を過ごされています。
そんな毎日から、いくつかレクリエーションの風景をご紹介します。以前、手作りの秀作道具を使ったレクを紹介しましたが、今回はまったく時間をかけることなく簡単に作れる道具で行ったレクリエーションです。
一つ目は、「空気砲」。膝の上で抱えることができる大きさのダンボールを調達し、狭い方の側面に直径10cmほどの丸い穴を一つ開けたら空気砲の完成。これを膝の上にのせて、今度は広い方の側面を両手で威勢よく叩きます(膝の上にのせた体制が不安定の方は、片手で抱えてもう片方の手でたたきます)。すると、ダンボールに開けた穴から勢いよく空気の塊が飛び出します。的にした鬼を全員倒すことができれば大成功。手が痛くなるのも忘れて夢中で箱を叩き続ける皆さんでした。
二つ目は、「ペットボトルのキャップ飛ばし」。響き的に道具はいらないような感じですが、これも簡単な道具を作って楽しみました。いろいろな人や介護雑誌で紹介されていると思いますが、洗濯ばさみと割りばしでキャップを飛ばす「砲台」を作り(意外に簡単です)、洗濯ばさみに括り付けた割りばしを指で押し下げ、洗濯ばさみが元に戻ろうとする反発力でキャップを飛ばすというものです。飛ぶ距離は1.5m程なんでそこに紙コップの的を用意しておき、そこにキャップをホールインワンさせることを競いました。指先の動きが悪い人や、力が弱い利用者もいましたが、上手に指一本に力を込めてキャップを飛ばしていました。
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