お泊りの方がやってきた!

チアフル夫婦

2019年01月28日 22:19

こんにちは、富士市西部で地域密着型デイサービス「せっちゃん家」を営んでいる鈴木です。

 暫くブログの更新ができませんでしたが、それには少々わけがございました。実は、うれしいことに年明けから、立て続けに、利用やお試しの申し出がケアマネさんたちから持ち込まれたのですが、その中に、「宿泊サービス」を希望している方がいて、この方を受け入れたことで、一時的に多忙になり、私自身も人生初めての夜勤をすることになったりしてブログまで手が回らなかった次第です。

 せっちゃん家は、デイサービスですから、通常の営業は昼間だけなのですが、利用者の家族が急な用事で家を留守にすることになったりして利用者の面倒を見れなくなった時には、その期間中、申し出があれば事業所に泊まっていただく形で昼間だけでなく夜間も利用者のケアをする「宿泊サービス」を提供しています。

 「宿泊サービス」は、介護保険外のサービスであるため、以前はサービス内容(人員配置、施設基準、防火対策など)がまちまちで、ひどいところは、狭い部屋に雑魚寝でサービスを提供していたところもあったと聞きます。しかし、2015年に厚生労働省から宿泊サービスに関するガイドラインが示され、各事業所任せでサービス水準がバラバラな点は是正され、今では利用者やその家族がより安心してサービスを受けられるように変わってきています。

 せっちゃん家も、ガイドラインに従い、スプリンクラー設置の義務に至らない介護度の低い方を中心にした宿泊サービスを提供するとした内容の届け出を市に出し、認められています。ですからいつかは、突発的な事情で介護ができなくなり、ショートステイも手当てできないような状態で困っている利用者家族が現れ、このサービスを提供するとは思っていましたが、こんなに早く、しかもわりかし長期での宿泊サービス利用が舞い込むとは思ってもいませんでした。

 特別養護老人ホームなどは空き待ちで容易に入れない現状で、ショートステイだって急には使えないとなると家族はお手上げです。改めてデイサービスの「宿泊サービス」需要が低くないのがよくわかりました。

 
 

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