アロママッサージはいかが?
こんにちは、富士市の地域密着型デイサービス「せっちゃん家」の鈴木です。
今日は、スタッフの節子さんによるアロママッサージを紹介します。節子さんは看護学校に出向いてアロママッサージを生徒に教えるほどの「権威」です。これまでは長い助産師のキャリアの関係で、赤ちゃんを育てるママさんなど、若い女性に施術する機会が多かったようですが、ここは老人が対象になります。ですから「通常の量では刺激が強いかも」などと使う精油の量などにも気を配ってくれています。
そんな節子さんに、利用者第一号、節代さんの足のむくみをとるマッサージをお願いしました。足の先から膝方向へのマッサージをするわけですが、いきなりマッサージには入りません。まずは足の疲れを解消するためにフットバスに足を10分ほどつけることからスタートしました。しかもこのフットバスが工夫されていました。中身はぬるめのお湯、バスソルト(塩)、そしてラベンダーの精油(小さじ一杯)なのですが、これを小さなタライにセットされた膝まで覆えるビニール袋に入れて、そのビニール袋の中に足を入れさせています。お湯の量は足首が隠れる程度ですが、膝まであるビニール袋にすっぽり覆われるおかげでポカポカ、足全体の血行が良くなると言う仕掛けです。
そして次がマッサージ。リンパの流れをよくすることを念頭に足から膝関節の間を入念にマッサージします。足指の指間マッサージではみるみる固く閉じていた指が柔らかくなって開いていきました。足の裏全体をほぐすようにマッサージするとそれまでむくんで形がはっきりしていなかった土踏まずがよみがえりました。足の甲もリンパを流すようなマッサージのおかげでむくみが引いていきます。いつしか節代さんも気持ちよさそうな顔です。
「足指が柔らかくなり土踏まずもできると、より指間が広がって転倒しなくなる。五本指の靴下をはかせるほうがいいよ」と節子さん。納得の施術を見せられましたが、一番印象的だったのは、「足は第二の心臓ですから」という言葉。足の血行って意外に大切なんだと思いました。だって、マッサージですっきりした節代さん、そのせいか、受けごたえがはっきりしてましたもん。足の血行は、脳の血行にもつながるんですよ。これは他の利用者さんにも経験してもらわなければ。節子さん、その節はよろしくお願いします。
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