運営協議会からの意見書出る!
こんにちは。富士市で地域密着型デイサービスの開業を目指している鈴木です。
7月に開かれる地域密着型デイサービスの新規指定の可否を審査する運営協議会に向けて「事業開設計画書」など最初の資料を出した私は、それに対する協議会の意見書が出されるのを待っていました。今日か明日かとジリジリしながら身構えていたところ、市の介護福祉課から電話が入りました。
てっきり、意見書の件かと出ますと、「その意見書への回答とともに出していただくことになる運営規定、重要事項説明書、勤務予定表、収支見込書を先に出してもらえないか」とのことでした。出せと言われたら出すしかありません。幸い「運営規定」「重要事項説明書」はネットの中にひな型のようなものを見つけてあらかた出来上がっていましたので、「すぐに出せると思います」と返事をした私でしたが、実際には「収支見込書」にてこずることになりました。
「収支見込書」については、f-Bizさんで会社設立に向けて作った収支計画書を流用しようと安易に考えていたのですが、介護保険課さんで定型フォームを用意しており、これにまとめることになったためです。稼働率、利用者の介護度分布などを考慮して収入を計算、ここから人件費や事務経費などの支出を引いて収支を明らかにしていくのですが、介護度分布を1や2の人に偏らせると赤字になってしまいます。そこで厚生労働省がまとめたデイサービス利用者の介護度別割合の統計などを基に、1と2が3割、3が2割、4と5が2割で計算することにしました。これにより収支は納得できる数字になりました。しかし、稼働率が低い1、2年目は借金の返済にも苦しい状況が続き、これが稼働率が上がる後年は飛躍的に改善するというリアルな内容ものが出来上がり、改めて稼働率アップが重要課題だということを痛感することになりました。
もう一つの「勤務予定表」はかみさんが勤務先でしょっちゅう作っているものなので任せました。正社員3人とパート2人を想定したもので作りました。
こうして求められた資料を何とかすべて完成させ、メール添付でそれらを介護福祉課に送ってホッとしたのもつかの間、再度、介護福祉課から電話が入りました。今度こそ運営協議会からの意見書がまとまったとの知らせでした。「ついに来たか」。電話に次いでもらった詳細メールを私は恐る恐る開いてみました。するとそこには20項目にわたる意見、質問がしたためられていました。
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